大電のロボットケーブルに使用されている導体・絶縁体の材料・構成についてご紹介します。
目次 1.導体の選定 - 導体の材料について - 導体の構成について 2.絶縁体の選定 - 絶縁材の材料について 3.大電のロボットケーブルシリーズについて
導体の選定
導体の材料について
電気を送るのにかかせない導体は、当然ながらロボットケーブルにおいて重要な要素の一つです。
大電では、下記3つの観点から材料については「銅」を使用しております。
- 抵抗が小さい点
- コスト面
- 軽さ
導体の構成について
断線対策の観点から、80ミクロンの細径素線を複数本撚り合わせた構成にしております。
例)AWG23の導体構成
絶縁体の選定
絶縁体の材料について
断線防止の観点から絶縁体の材料については、「かたくてすべりの良い材料」を選定しております。
仮に絶縁体がやわらかいと、局所的に曲がってしまい早期断線に繋がってしまいます。
またすべりが悪いと、絶縁線心の集合状態が乱れて、断線の原因となってしまいます。
なお、大電ではかたくてすべりの良い絶縁材として、特殊エラストマーやETFE、架橋ポリエチレン等を使用しております。
ロボットケーブルの選定について
上記理由から選定し製造した大電のロボットケーブルはどのシリーズも断線に強い屈曲性・捻回性を有しております。
特長別に多数ラインアップしておりますので、是非ご確認下さい。
また「最適なロボットケーブルを提案してほしい」等のご要望ありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。