大電ロボットケーブルの特長の一つである「カスタム設計」は、今まで多くのお客様にご好評いただいております。
今回は今までお客様にご提案してきたカスタム設計の事例を一部ご紹介します。
目次 1. カスタム設計について 2. カスタム事例のご紹介 ー色識別の変更 ーシース厚の変更 ー複数本のケーブルを一本化(複合ケーブル) 3. カスタム設計を依頼する場合 4. まとめ
▼大電のロボットケーブルについて詳しく知りたい方はこちらもご確認下さい。
カスタム設計について
大電では様々な特長をもつシリーズをラインアップしておりますが、場合によっては「全ての要件を満たすロボットケーブルがない、、、」といったこともあるかと思います。
お客様のご要望にお応えするために、大電ではロボットケーブルのカスタム設計が可能です。
これまでご提案してきたカスタム仕様のロボットケーブルは、多くのお客様に大変ご好評いただいております。
今回は今までご提案させていただいたカスタム設計の事例について、一部ご紹介いたします。
カスタム事例のご紹介
それでは3つの事例をご紹介します。
色識別の変更
1つ目は、”色識別の変更”です。
RMDHシリーズやRMFEVシリーズ等の絶縁線心は色識別を行っておりますが、ご要望に応じてこの絶縁色の変更も可能です。
例えば、RMFEV(2517)AWG19/4Cの場合、通常、絶縁色は「黒、白、赤、緑」となっておりますが、緑の線心色を緑/黄に変更することもできます。
〇標準仕様
絶縁線心 | 1C | 2C | 3C | 4C |
色 | 黒 | 白 | 赤 | 緑 |
〇カスタム仕様
絶縁線心 | 1C | 2C | 3C | 4C |
色 | 黒 | 白 | 赤 | 緑/黄 |

シース厚の変更
2つ目は、”シース厚の変更”です。
各シリーズごとに最適なシース厚を設定しておりますが、接続するコネクタのサイズに合わない場合もあるかと思います。
コネクタのサイズに合うように、仕様を満足する範囲で、シース厚の変更も行っております。
複数本のケーブルを一本化(複合ケーブル)
3つ目は、”複数本のケーブルを一本化(複合ケーブル)”です。
ロボットや装置等では、用途に応じてロボットケーブルを複数本使用しますが、大電ではそれらロボットケーブルを1本にまとめた複合ケーブルもご提案できます。
例を4つ紹介します。




これら複合ケーブルは、配線スペースの省スペース化を実現することができ、多くのお客様からご要望をいただいております。
カスタム設計を依頼する場合
カスタム設計をご希望の場合、まずはお問合せフォームもしくは最寄りの営業所までお問合せ下さい。
お問合せいただく際、ケーブルに対する要望・お困りごとの他、ケーブルの仕様や使用条件についてもあわせてご連絡をお願いします。
仕 様 | ・定格温度 ・定格電圧 ・シールド有無 ・規格 ・サイズ |
使用条件 | どのような動作か(屈曲 or U字曲げ(摺動) or 捻回) ・屈曲の場合・・・曲げ半径(R) ・U字曲げの場合・・・曲げ半径(R)、ストローク ・捻回の場合・・・捻回角度、固定間距離 |
なおカスタム設計が可能なシリーズは下記4つのシリーズとなります。
▼カスタム設計ができるシリーズ
まとめ
如何でしたでしょうか。
今回はカスタム設計の事例を一部ご紹介しました。本記事の内容を簡単にまとめております。
▼本記事のまとめ
- 大電ではお客様のご要望に応じたカスタム設計が可能
- 今までカスタム設計として、色識別やシース厚の変更、複数ケーブルを一本化した実績あり
- カスタム設計ご希望の場合は、問い合わせフォームもしくは最寄りの営業所までお問合せ
今回ご紹介して事例以外にも、お客様のご要望に応じたカスタム設計が可能です。
ロボットケーブルの設計は無償で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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