ロボットケーブルの概要から大電のロボットケーブルの特長・選定まで、わかりやすく解説します。
目次 1.ロボットケーブルとは - ロボットケーブルとは? - ロボットケーブルの構造 2.大電のロボットケーブルについて - 大電のロボットケーブルの特長 - ロボットケーブルの国内シェア 3.ロボットケーブルの選定について
ロボットケーブルとは
ロボットケーブルとは?
ロボットケーブルとは、産業用ロボットのロボット機内や艤装等に使用されるケーブルのことを言います。
(可動用ケーブルやFA用ケーブルとも呼ばれます)
一見すると、一般的なケーブルと違いはないように見えますが、ロボットケーブルはロボットの過酷な動きにも対応できるよう屈曲性・捻回性が付与されており、この点が一般的なケーブルとの大きな違いとなります。
ロボットケーブルの構造
ロボットケーブルの一般的な構造は下記の通りです。
名称 | 役割 |
---|---|
導体 | 電力や信号などの電気を送ります |
絶縁 | 電気の伝導を遮断します |
シールド | ノイズを防ぎます |
シース | 外傷を防ぎ耐油性を付与します |
上記構造に対して、大電ではロボットケーブルの屈曲性・捻回性がUPするように、ケーブル構造の工夫・最適な部材の選定を行います。
大電のロボットケーブルの導体構造·絶縁材の選定について紹介しております
詳しくはこちら
大電のロボットケーブルについて
大電のロボットケーブルの特長
ロボットケーブルを製造するメーカーは大電含め日本だけでも複数社存在しますが、その中でも
「大電のロボットケーブルの特長は何なのか?」
大電のロボットケーブルは大きく3つの特長があります。
- カスタム設計でロボットケーブルをご提案
弊社HPに掲載しておりますラインアップ製品以外にも、お客様のご要望に応じてカスタム設計も行っております。
例えば、電源線と信号線の複合化や、複数ケーブルの一本化等、様々なご要望に対応可能です。
特に複数ケーブルの一本化については、ロボット機内等の配線スペースの狭い箇所に最適で、多くのお客様にご好評頂いております。
▶ロボットケーブルのカスタム設計は無償で承っております。お気軽にお問い合わせください。
- 40年以上の実績とデータ(信頼性)
大電では1983年にロボットケーブルの製造に着手して以来、40年以上、ロボットケーブルを取り扱っております。
過酷な屈曲・捻回試験を繰り返し行うことで蓄積されたノウハウや技術力は、大電のロボットケーブルの高寿命・高耐久を実現しております。 - 自社でロボットケーブルの材料を開発
お客様のロボットケーブルの用途に応じて最適なケーブル材料を自社で開発しております。
例えば、極細高耐久ロボットケーブル RMDHシリーズに使用しております絶縁材は、ロボットの小型化・配線スペースの省スペース化を実現するために、大電にて独自開発した特殊エラストマーシースを採用し細径化を図っております。
業界トップクラスの細さを実現!
極細高耐久ロボットケーブルRMDHシリーズの詳細はこちらまで
ロボットケーブルの国内シェア
これら3つの特長をもつ大電のロボットケーブルは、大手ロボットメーカー様をはじめ各方面から高い評価をいただいております。
競争の激しいロボットケーブル業界にありながら、大電のロボットケーブルは20年以上国内シェアナンバー1を維持しております。
ロボットケーブルメーカー販売実績(2023年)
※㈱富士経済「ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望 NO,1 FAロボット市場編」参照
ロボットケーブルの選定について
如何でしたでしょうか。
数あるシリーズの中から最適なロボットケーブルを選定するためにロボットケーブル選定ページをご用意しております。
ロボットケーブルをお使いいただく使用用途をチェック頂くだけで、最適なロボットケーブルを選定できます。
是非、ご活用下さい。
また「最適なロボットケーブルを提案してほしい」等のご要望ありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。