社名の由来
1951年3月、当社は「九州電線株式会社」として発足しました。
1963年頃には、当社製品は北海道まで出荷するようになっていましたが、社名に「九州」という地方名が付いていることで、九州以外の地での営業活動に支障が生じ、また「電線」が付いていることで製品イメージが限定されて受け取られるという懸念がありました。
そこで、電線のみならず、さらに幅広い分野への事業展開を図りたい等の理由から1963年3月1日、九州電線株式会社から大電株式会社に社名を変更しました。
社名が「大電株式会社」と決まるまでには、以下のようなエピソードがありました。
創業者・吉田直大自身が常務取締役として勤めていた㈱ブリヂストンの創業者・石橋正二郎氏に新社名の相談をしたところ、「これからの経営者は視野を広く持たなければいけない。いいものを作って国内だけでなく広く海外まで提供し、貢献しよう。そのために会社を大きくしようという心意気が大切である。よって『大』の字をつけてはどうか。『大』の字は吉田直大の大でもあり、あなたの会社にふさわしい」との言葉を受け、電気や電線を基幹とした会社で、これからいろんな方面に伸びていく意志を込め「大電」に決定しました。
コーポレートシンボルについて
当社は、2007年4月にコーポレートシンボルを制定しました。
このシンボルは、当社の経営理念である「我等の信條」をコンセプトにしています。
中央にデザインされた「d」の文字は、「会社の発展」を通して「従業員の幸福」および「社会の繁栄」を達成しようとする力強い精神が渦を巻き、空高く上昇していく様子を表現し、左右に配された文字の書体が「信頼」の強さを表しています。
鮮やかなレッドを使用することで「情熱」や「先進性」を、また存在感のあるブラックで「伝統」を重んじる心を表現しています。
コーポレートロゴについて
当社は、2021年1月にコーポレートロゴを制定しました。
このロゴマークは、当社の経営理念である「我等の信條」をコンセプトにしています。
我等の信條に制定されている3つの理念がひとつなぎに組み合わさって一体になる様子を、コーポレートカラー3色を使って「D」マークにしました。表裏がなく繋がって見えるDマークは、「どこまでも続く」企業活動の繁栄・継続性を表現しています。
傾斜をつけた勢いのある「DYDEN」の文字と赤のアクセントの組み合わせは、企業活動の前進する躍動感と奥行きのある立体感を表現しています。